今年度の介護支援専門員のいろいろな研修が始まりました。2014年06月05日 10時17分26秒

 今年は、5月下旬には真夏日となり、カレンダーが6月になったとたんに梅雨入りと例年より少し早くなりました。1年が経つのは早いと感じるかどうかは、その人の生活のあり方や年齢などに大きく左右されます。介護を要する高齢者やその家族にとっては、どのように時が過ぎていくのでしょうか。
 歳をとると涙腺が緩くなり、ちょっとしたことでもすぐ涙ぐんでしまうといわれていますが、涙を流すということは大切にしたいこと(もの)を心の中で手放していないということでもあります。介護施設に入所(入居)した高齢者が涙することに出会ったとき、過去を懐かしんでいるなどという見方をしがちですが、大切なものを心の中にしまっている、その大切なものを見えるようにしてくれているという見方をすることで、そのひとの今後の生活のあり方を支援する方法などが変わってくるのではないでしょうか。
 今月からしばらくの間、トレーニングスタッフのみなさんと一緒に施設ケアマネジメント研修、主任介護支援専門員研修などの研修にかかわっていきます。研究会の中でもそれらの研修についてのポイントも伝えていこうと思います。 

 それでは、次回の研究会についてお知らせします。

1)研究会日時
  6月研究会: 6月28日(土)午後1時30分~午後4時30分
  8月研究会: 8月2日(土)午後1時30分〜午後4時30分
   8月研究会の終了後に、「暑気払い」の懇親会を会場近くの
   エリアで予定しています。
   なお、会場は、午後1時から5時まで使用できますので、
   早めに到着された方は会場内でお待ちいただいても構いません。

  ※7月と8月の日程の関係上、7月は行いません。

2)研究会会場
  CHUTOホール 803
   〒460-0008  名古屋市中区栄4丁目16番29号 中統奨学館ビル
   地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車後、栄駅13番出口より南へ徒歩5分
   アクセスマップ http://www.chuto.co.jp/hall/chutomap.gif を
   参照するか、会場(中統奨学館)またはオフィスパークナゴヤのHPを
   ご覧ください。

3)研究会内容
  (1)ケアマネジメント事例研究と事例研究を基礎としたスーパービジョン
  (2)対人援助やコミュニティ・ケア、制度に関する勉強会
  (3)その他
4)参加対象
  コミュニティ・ケアやケアマネジメントに関わっているケアマネジャーやサービススタッフ、研修スタッフなどです。
  ご自身のスーパービジョンや事例研究を希望される方は、「事例」をご持参(写しを2部)ください。