福祉と介護のマネジメント研究会

沖縄が梅雨明けしてしばらくは、この地方でいつになったら本格的な梅雨になるのだろうという日が続いていましたが、急に連日の梅雨空模様となりました。１０年単位での気象の変化を見ると、人間が変え続けてきた大自然からの揺り戻しなのでしょうか。

ところで、介護保険制度に限らず、制度ができてしまうとその枠にあてはめようとしてしまい、あてはまらないと制度適用ができないということがしばしば（というよりも、あたりまえのように）あります。今まで対応する制度がなかったので対応できるようにしようとしてつくられた制度でも、起きてしまいます。
制度を執行する行政担当者の制度理解（制度の趣旨の理解なども含めて）はもちろん大きいのですが、制度を適用しようとする姿勢か、制度をなるべく適用させないようにしようとするかで、実際は変わってきます。「する」ためにはどうすればよいかの視点があれば解決できることでも、「しない」ための口実とすれば、結果は「できない」ということになってしまいます。
「我が事・丸ごと」や包括的支援体制も、身近な自治体が「する、していく」ためにどうすればよいかという姿勢が不可欠です。地域密着型サービスも自治体がサービス事業者に丸投げしたままにするのではなく、「なぜ必要なのか」という視点で点検して改善指導することが必要です。

それでは、７月以降の日程をお知らせします。

＜７月研究会＞
日時：　７月２２日（土）１３：３０〜１６：３０
　　　　会場は１３：００〜１７：００使用です。
会場：　CHUTOホール803

※7月研究会終了後、夏の懇親会（納涼会）を予定しています。

＜８月研究会＞
日時：　８月１９日（土）１３：３０〜１６：３０
　　　　会場は１３：００〜１７：００使用です。
会場：　CHUTOホール803

よろしくお願いいたします。