日本の福祉はどうなるのでしょうか2017年10月04日 22時55分01秒

衆議院議員選挙が告示されました。アルファベット3文字のアイドルグループの総選挙は日本の将来に大きな影響を直接及ぼすことはありませんが(このように言うとファンからお叱りを受けそうですが)、国会議員の選挙は国民の生活と仕事に直結しているので、悩ましい限りです。

10月7日(土)は上智大学四谷キャンパスを会場にした日本社会福祉士会主催の2017年度地域包括ケア全国実践研究集会「地域共生社会を拓く地域包括ケアシステムとソーシャルワーク〜「受けとめる」から「行動する」へ〜」に主催者側としてお手伝いしてきました。
午前中は東京学芸大学の高良麻子氏と沖縄大学の島村聡氏の講演、午後は3名のシンポジストによるシンポジウムでした。地域包括支援センター、医療的ケア児、多文化とそれぞれのフィールドで共生社会を拓く具体的行動の報告で、およそ6時間にわたって、濃い中身でした。
内容については、研究会で少し紹介するつもりですが、島村聡氏の講演は、自身が沖縄で行ってきて、現在も広げている地域住民主体の福祉コミュニティづくりを写真と彼独特のしゃべり口で紹介し、社会連帯としてのソーシャルサポート・ネットワークづくりの具体的方法が提供されました。

一部の「専門家」や「専門職」の視点に住民を引っ張ってくるのではなく、そこで暮らしている人たちの視点に専門職たちがどのように関わっていくかの具体的メッセージがいっぱいの一日でした。

10月以降の研究会日程です。

<10月研究会>
日時: 10月14日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803

<11月研究会>
日時: 11月11日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803

<12月研究会>
日時: 12月16日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803
※ 12月研究会終了後は、懇親会を予定しています。