5月・6月研究会のお知らせ ― 2017年04月21日 20時59分14秒
一気に暑くなってきたので、ちょっと気温が下がっただけでも肌寒く感じてしまい、冬物の服をまだ大事にぶら下げていますが、皆さんはいかがですか。
ところで、来年度から「地域包括ケアの強化」を厚生労働省が打ち出しています。その柱は3つあります。
1)自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進(介護保険法)
2)医療・介護の連携の推進等(介護保険法、医療法)
3)地域共生社会の実現に向けた取組の推進等(社会福祉法、介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法)
これらの標題だけを見るならば、今までいってきたことを改めて強調しているだけではないかと思う人もいそうですが、それぞれの実施予定内容は大きな意味があります。
地域包括支援センターの機能強化には、市町村による評価の義務づけが入っていますし、小規模多機能型を普及させるために保険者が在宅サービス事業者への関与を強化したりすることも含まれています。市町村の担当者が適正に制度をすすめるならばよいのですが、要介護度の変更や認定率の低下などを見て評価するようであれば、制度自体の趣旨が損なわれてしまいます。
また、日常的な医学管理と生活施設としての機能を兼ね備えた新しい介護保険施設を創設するとしており、介護療養病床をめぐる以前の方針はどうしたのだろうか(そもそも、その方針が適切だったのか疑問ですが)と考えてしまいます。
そして、「地域共生社会の実現」は大きな変革になるはずなのですが、市町村の理解も含めて、実現までなかなか難しい課題をはらんでいます。
自分たちの業務に直接関係することに目を奪われがちですが、ボディーブローのように効いてくる内容もありますので、関心を持ってくださいね。
それでは、5月以降の日程をお知らせします。
<5月研究会>
日時: 5月13日(土)13:30〜16:30
会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803
<6月研究会>
日時: 6月17日(土)13:30〜16:30
会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803
よろしくお願いいたします。
ところで、来年度から「地域包括ケアの強化」を厚生労働省が打ち出しています。その柱は3つあります。
1)自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進(介護保険法)
2)医療・介護の連携の推進等(介護保険法、医療法)
3)地域共生社会の実現に向けた取組の推進等(社会福祉法、介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法)
これらの標題だけを見るならば、今までいってきたことを改めて強調しているだけではないかと思う人もいそうですが、それぞれの実施予定内容は大きな意味があります。
地域包括支援センターの機能強化には、市町村による評価の義務づけが入っていますし、小規模多機能型を普及させるために保険者が在宅サービス事業者への関与を強化したりすることも含まれています。市町村の担当者が適正に制度をすすめるならばよいのですが、要介護度の変更や認定率の低下などを見て評価するようであれば、制度自体の趣旨が損なわれてしまいます。
また、日常的な医学管理と生活施設としての機能を兼ね備えた新しい介護保険施設を創設するとしており、介護療養病床をめぐる以前の方針はどうしたのだろうか(そもそも、その方針が適切だったのか疑問ですが)と考えてしまいます。
そして、「地域共生社会の実現」は大きな変革になるはずなのですが、市町村の理解も含めて、実現までなかなか難しい課題をはらんでいます。
自分たちの業務に直接関係することに目を奪われがちですが、ボディーブローのように効いてくる内容もありますので、関心を持ってくださいね。
それでは、5月以降の日程をお知らせします。
<5月研究会>
日時: 5月13日(土)13:30〜16:30
会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803
<6月研究会>
日時: 6月17日(土)13:30〜16:30
会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール803
よろしくお願いいたします。
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