暑い毎日だからこそ・・・2018年07月21日 15時51分39秒

 6月から暑い日が続いて梅雨明けが早まったと思ったら、豪雨災害、そして毎日35℃超えが続き、外気温はさらに高く、テレビやラジオでも熱中症対策をとるように朝から頻繁にメッセージが流されています。私は外出時には500ccのボトルを2本バッグに入れて、途中でもコンビニなどで補給もしていますが、自宅ではパソコンがオーバーヒートしないように気をつけながら作業しています。ただでさえ27インチのiMacは画面から暑さが飛び出すようなので、水分補給も欠かせません。

 昨年は天候が急変するなど地球環境がどうなっているんだろうと思っていましたが、7月上旬の記録的な豪雨による土砂災害は、現在も避難警報が発令中の地区もあり、現代社会の脆さも見せつける結果となりました。広島は4年前の8月も土砂災害があり、都市開発のあり方について考えてしまいました。
 5月末に亡くなった母の納骨などのため今週の16日に1か月半ぶりに再び広島に帰りましたが、山陽本線が寸断されているためにJR在来線は直通運転がなく、新幹線利用の地元の人を多く見かけました。コンビニでは「物流が滞っていて入荷未定」と貼り紙をしていて、飲料水のペットボトルの入荷が大変なようで、やっと補充されても冷たくならないうちに売れてしまい、私も残っているボトルを購入する状況でした。

 若いときに父を、歳をとってから母が亡くなりましたが、自分の年齢のこともあり、それぞれの受け止め方は異なっていました。父は寝たきり状態が長く、最後まで自宅で暮らしましたが、母の場合は、3月末に肺炎で入院して、3か月の入院生活のまま息を引き取りました。どれだけ一緒に暮らしていたかということや、関わり方なども関係しますが、それについては、またお話しする機会もあるでしょう。いずれにしても、「故郷は遠くにありて想うもの」と一区切りつき、そういう意味でのふとした淋しさも感じてしまいます。今までもときどき、広島での子ども時代や青春時代を思い出すことはありましたが、今までよりも遠くへ行ってしまうような思いにもなっています。

 ところで、8月は広島と長崎の原爆忌です。「あの日」のことを伝えられる人がどんどん少なくなっていて、その人たちから直接聞いて育った人も少なくなっています。「伝える」ことにより記憶に留まることができることを大切にしたいと思います。「伝える」ことは「知る」ことにつながります。何を伝えていくのか、何のために伝えるのか、そのためにはどうすればよいのか、年(歳)ごとに思いだけは胸の中を駆け巡っています。

 それでは、8月以降の研究会の日程をお知らせします。

<8月研究会>
日時: 8月11日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール804

<9月研究会>
日時: 9月15日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール804

<10月研究会>
日時: 10月13日(土)13:30〜16:30
    会場は13:00〜17:00使用です。
会場: CHUTOホール804

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